10年前などは、ヨーロッパでよくみるアジアレストランは中華が主流でした。2016年、現在、フランクフルトで一番人気があるのはタイ料理です。5ユーロぐらいの手軽な値段設定で味もまぁまぁおいしく、ドイツ人に大人気。

次は日本食。日本人経営のきちんとしたレストラン、怪しい寿司屋などこちらも沢山あります。

そして、寿司の次に注目されているのが「らーめん」です。フランクフルトにはヨーロッパ屈指の人気店「MUKU – 無垢」さんがありますが、そんなフランクフルトに日本でも成功している「らーめん潤」さんが進出。

名刺からフライヤー、そして、WEBサイトと制作しました。

Ramen Jun  Das Leibgericht der Japaner, jetzt in Frankfurt

新潟・燕三条から世界へ、らーめん潤 | フランクフルト | Ramen Jun http://ramen-jun.de/

仕様まとめ

デザイン レスポンシブデザイン、和モダン
CMSシステム WordPress
プログラム HTML5、CSS3、Javascript
カラー 白、黒、グレー、赤(アクセント)

コンセプト

ロゴの世界観を活かした和モダンでシンプルなサイト

というのが、デザインのコンセプトです。

ドイツ人はファイリングするのが大好き!

いわゆるアメリカ風WEBデザインのような縦長サイトは(クライアントにもよりますが)ドイツではあまり好まれません。なぜかというと「探したい情報が見つけにくい」ということ。

縦長サイトの場合、1ページに様々な情報が表示されていて、探しにくく、ストレスになるようです。なので、ナビゲーションできちんとサイト構成がわかるようにするのが、好まれます。

ドイツ人は大のファイル好き。どんな書類もきちんとファイリングしてカテゴリ分けし、わかりやすく管理するのが得意な民族。そういったバックグランドもありサイトは非常にシンプルになっています。

固定ページをカスタマイズして、多言語化をする

KONZEPT  Japanisches Restaurant Frankfurt  Ramen Jun

今回はWordPressで作成いますので、多言語化は固定ページで実現しています。

http://ramen-jun.de/

http://ramen-jun.de/konzept

ドイツ語は一番上の階層で各ページが表示される。
http://ramen-jun.de/jp

http://ramen-jun.de/jp/concept

日本語は「/jp/」配下で各ページが表示される。

 

  1. プラグイン「Custom Permalinks」を使い、自由にURLを設定できるようにする。
  2. ドイツ語のindex.phpを元に日本語トップページの固定ページテンプレートを作成(例:page-jp.php)
  3. 固定ページで日本語トップページ用テンプレート使い日本語トップページを作成。
  4. この日本語トップページを親として、各ページを作成する。

 

このようにして、英語ページなど今後、1ドメインできれいに多言語できるように工夫しています。ただナビゲーションの切り替えが面倒なのですが…

 

最後に

余分なものをそぎ落として、シンプルで使いやすいサイトに仕上がっています。

MENU FOOD  Japanisch essen frankfurt  Ramen Jun

頻繁に発生するであろうメニューの変更もWordPress上で行えるので、スタッフの方が対応できます。今後、ヨーロッパはフランクフルトを拠点に、さらに飛躍できるようデザインを通して貢献できればと思います。