キオスク、本屋、スーパーなどどこにでも置いてあるドイツ最大のスポーツ紙「kicker(キッカー)」の日本語版を制作(リニューアル)しました。
キッカー(Kicker-Sportmagazin)は、ドイツで週2回発売されるタブロイド版のスポーツ新聞。正式名称はキッカー・シュポルトマガツィーン。
wikipediaより
Sportnachrichten – kicker(ドイツ語) :http://www.kicker.de/
仕様まとめ
ドイツNo.1のサッカー専門誌 | kicker日本語版 http://kicker.town
デザイン | レスポンシブデザイン、スポーツ系デザイン |
CMSシステム | WordPress |
プログラム | HTML5、CSS3、Javascript |
カラー | 白、黒、赤・黄色(アクセント) |
コンセプト
「ブンデスリーガを好きになる」をコンセプトにシンプルにわかりやすく、ワクワクするような情報を伝える。
情報は大きく分けて三つ。
- ブンデスリーガ情報(1部)
- 日本人選手ニュース
- 各クラブのニュース(18チーム)
この三つの情報を軸にもっとブンデスリーガを好きになってもらうようなサイトに仕上げます。
トップページ
クラインアントの意向もあり、トップページの構成はシンプルで短く。左のスライダーボタンで情報を切り替えます。携帯で見る場合はシンプルに縦に1カラム表示に。
ニューストップ ブンデスリーガ情報
毎日更新される動的なページ。18チーム各ニュースがあるので、ニュース記事は膨大。ニュース記事ごとにフラグを設定し、ページトップのニュースにするかを指定します。
ページ下部では各チームニュースまとめをスライドで見れるエリアも制作。
RSSでニュース配信をする
ニュース自体に独自性も高く更新頻度も多いため、Smartnewなどの他のメディアにもニュース配信をできるような仕様にしています。具体的にはWorsPress用のRSSのPHPをベースに各ニュースサイトの仕様に合わせて独自RSSを作る。
日本人選手ページで日本人ニュースを
ブンデスリーガ18チーム中8チームでプレーする日本人は10名。その10名は全員A代表クラスの選手。
スシボンバーこと高原選手から現在に至るまで多くの日本人選手が活躍しています。こんなに日本人選手がプレーしている海外リーグはドイツのブンデスリーガのみ。
各チームカラーを全面に出し、個人の活躍もわかるような構成にしています。
選手名をクリックすると個人ページへ遷移します。
各チーム情報も伝える
http://kicker.town が多くのサッカーサイトと違う点は「ブンデスリーガ」に特化していること。そのため、通常のサッカーまとめサイトとは異なり、各チームの情報も掘り下げるため、各チーム専用ページも制作。
ニュースを各チーム毎(カテゴリ)に分ける。カテゴリのアーカイブを表示させる際に各チームページが表示されるという仕様です。このページはまだまだこれからもっと各街の情報を掲載するようになります。
コンセプトにあるように「ブンデスリーガを好きになる」ためにニュースだけではなく、ニュースの中にある選手、チーム、そして、チームが存在する街をもっと知ってもらう。街の見どころ、グルメ、サポーターが通う店、観戦できるスポーツバーなどその街特有の情報を掲載するように更新されていきます。
最後に
思った通りのイメージでサイトができました!
と嬉しい言葉をクライアント様からミテーィング中にいただきました。
思った通りのイメージで表現・デザインする。その上で一番重要なのは、クライアントのイメージを自分の中にきちんと落とし込むこと。ミーティングを何回も重ね、議論をすることで、イメージを共有することができたと思います。
イメージを共有した後、情報を見やすいように整理し、サイトをデザインする。そして、運営はできるだけシンプルに簡単にする。
デザインだけこるのではなく、その先にあるクライアント様のビジネス、運営のあり方も考えながら制作すること。それが何よりも大切だと考えています。
昨年12月に決まり、1月にパイロット的にリリース。2月、3月と機能を少しづつ追加。4月現在、アクセス数も増え、運営も問題なく行えているとのこと。
サイトをリニューアル後、スポンサーとの交渉、他のメディアへの配信提供などクライアント様のビジネスが本格的にスタートしました。
今後、このサイトを使ってお客様のビジネス(やりたいこと)を加速できるようサポートしていきます。