銀座マツナガ様の看板のデザインをしました
グローセ・ボッケンハイマー通りはApple storeもあり、フランクフルトの中心の通りです。その一角にある銀座マツナガ・フランクフルトですが、看板が劣化し、真っ白になっていたので、リニューアルすることに。2013年の夏、友人の画家さんと一緒に制作、デザインしました。
デザインのポイント
- 女性と男性の両方がお客様。なので、女性のみのイメージはNG
- シンプルで銀座マツナガらしさがあるように
- 通りのイメージに合う、うかないようにすること
1メートル四方の大きな看板。こんな大きな看板にデザインするのは初めてです。特にロゴがあるわけではなかったので、ロゴとしても使えるようなデザインを考えました。
色々なロゴっぽいものを提案しましたが、一番「美容室」としてわかりやすい、人の髪をイメージできる形にするという方針がきました。
画家の青山氏が人のラインを書き、それをIllustratorで調整し、微妙なラインができあがりました。女性だけでは男性も入りにくいことで、男性のラインも作成します。
いろいろなデザインを試しましたが、「Simple is best」が一番という結論になり、この看板に落ち着きました。べた塗りではなく、あえてグランジを入れています。
最後に
幾度となく修正を繰り返し、ようやくクライアントの納得いくものができました。グローセ・ボッケンハイマー通りはよく通るので、自分たちが作った看板がかけてある、何ともうれしいことだなと毎度、看板を見るたびに思います。
看板デザインである程度の世界観ができていたので、Webデザインはその世界観にそって、デザインすることができました。
ちなみにもう一つのアプローチで作ったものは以下になります。ちょっと抽象的すぎますが、デザインとしては結構気に入っています。
横になびいている髪型を個別に分解し、整えていきます。
それをデザインして、みました。ちょっとイメージとはことなりましたが、きれいな流れです。