8.5cm × 5.5cmの小さなスペースに思いを込める
新潟の燕三条の背脂ラーメンで有名な「ラーメン潤」様の名刺、ショップカードを、6月20日のオープンに合わせて作成しました。
フライヤーのデザインは以下を参照ください。
https://masamichi-design.com/ramen-jun.html
名刺はロゴの世界観を活かしたデザインを行う
ロゴは既に別のデザイナーの方が制作済み。その世界観を引き継ぎ、名刺をデザインしました。名刺上部には店のイメージであるロゴと縦縞を入れています。どこか暖簾のような形が和のイメージを連想させます。
使用するフォントを選ぶ
名刺のように小さな領域に情報を入れるには
- 文字を小さくする
- 細い文字を使う
など工夫する必要があります。ドイツ語の場合、住所、役職など文字数が非常に長くなります。ドイツではDINというフォントがよく使われ、やたらと長い通りの名前も看板にすっきり収まるように考慮されています。
今回もサンセリフ体のDINを使用して、情報を組みました。DINファミリーの中には「condensed」という細身のスリムなフォントもあるので、今回はノーマルなフォントと合わせて使用しています。
ショップカードはわかりやすい地図を描く
店頭や店内に置く、簡易的なショップカードは、お店の必要な連絡先や行き方を表現する必要があります。まず中心をどこに据えるか検討し、Google Mapで地図をキャプチャでとり、必要な建物や道路をトレースしていきます。
目立たたせたい個所を太字に、色つけるなどします。コツはシンプルにわかりやすく、地図に忠実に。
最後に
今回はロゴを別のデザイナーさんが作成し、世界観が既に出来上がっていたので、それをうまく使ってデザインをするという感じで進めました。フライヤー、名刺、ショップカードと制作をし、Webデザインはその延長線上でデザインを行います。
今まで制作してきたものを引き継ぎ、すべてを統一してデザインすることで、ここドイツで「和モダンで本物」な新しいブランディングをしていけたらと思います。
そして、次はWebデザイン!!