スパイス会社から依頼を受けまして、ECサイトの制作を行い、頼まれていないのにパッケージデザインまで手を広げ、ようやくデザインできました!
商材は山岳地帯にある四川省南部の涼山彝族自治州金陽県。
ここはこんにゃくと花椒で生計を立てている貧しい山岳地帯です。
現在は花椒の需要が増加し、県の主要産業にまで育っています。
その花椒を日本で初めて輸入したのが商品「太陽の花椒」です。
山岳地帯なので、農薬に関してもかなり厳しい日本の基準以下の生産なので安心です。
面白い商品なので、せっかっくなら彝族が誇れ、金陽県の人たちが喜ぶデザインにしたいと思い、パッケージデザインを刷新することになりました。
彝族にささるデザインとコンセプトでまとめ、世界観あるイラストを描いてくれる人を探すべく、フラットデザインが得意なロシアのデザイナーに依頼しました。
英語でディレクションしながら、何回も彝族の女性を描いてもらい、ついに完成です!
彝族の友人もこれなら「凄く彝族っぽい!」と太鼓判を押してくれました。
パッケージにせっかくなら「彝族が作った」「金陽県公認をつけたい」ということで、現地スタッフが金陽県政府と交渉したところ、見事公認がもらえることにもなりました!
ECサイトのコンテンツで、現地の生産している人をクローズアップしたいと思い、現地スタッフに金陽県6月末に取材を行ってもらうことになっています。
しかし、コロナウィルスのとこもあり、ぼくは現地に行けません。
とにかく制作しなければを頑張ります。
当初はECサイトの制作とプロモーションをやる予定でしたが、金陽県政府との交渉まで引き受けてしまい、かなり時間がかかってしまいました。
ただ、現地スタッフから「四川のためになることなので、ぼくも交渉したい!取材もいく」と熱いメッセージをもらいまして、予算が正直厳しいんですが、なんとかなるかなという感じで進めています。
ちなみにこの花椒は容器がフリスク型でして、胸ポケットにいつも常備できます。
詰め替え三回分の量あります!
しびれは通常の5倍、香りは抜群で楽しい花椒です。
販売までもうしばらくです。
楽しみに待っていてください!!!
■ロシアのデザイナー Angelina
https://www.instagram.com/angelina_bambina_dsgn/