沖縄から戻り一週間経ちました。
南国気分だった頭がようやく元通りになってきました!
来月発売予定の彝族の焼肉スパイス
四川省の現地スタッフに涼山彝族自治州の州都へ取材へ行ってもらい、を取材してもらいました。
おいしいお店や文化などは取材できたが由来が誰に聞いても分からない…
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そこで、別の方法で取材することにしました。
以前成都で取材した西昌廖師火盆焼烤のお店が彝族自治州から出店していたので、そのお店に取材をしてみることに。
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以前取材したときは2016年でした。現地スタッフは今回が初対面。
廖さんからいろいろと話をきいてわかったのは彝族の焼肉の発祥の地は「冕寧県」ということでした。
共産党の長征で生まれた彝海結盟
時代は遡り1935年。
紅軍が四川省南部に遠征した当時、国民党の政治的圧迫で彝族と漢族の関係は悪かったんです。
そのため、彝族エリアの通過は困難を極めたそうです。
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その時、後の将軍になる司令「刘伯承」と彝族の頭領「果基小叶丹」が義兄弟となり、通過すること可能になったという話が「彝海結盟」です。
調べたら、34話のドラマ化にもなっていました。
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彝海結盟の時、彝族がふるまったのが焼肉。
ここから火盆焼烤というのができた…と冕寧県出身の廖さんが教えてくれました。
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現地スタッフも物語の背景を知って、えらい感激したようです。
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ちなみに廖さんのお店は以前作った本『四川料理の旅』でも紹介していて、携帯でページを写真で保存してくれていました。
これは本当に嬉しかったです!!
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壮大な物語をこれからデザインして、販売サイトのページをつくっていきます。
お楽しみに!!