文革前の1956年に四川省成都市飲食公司として、統合された成都の老舗飲食店たち。

 

・陳麻婆豆腐店(麻婆豆腐発祥)
・賴湯圓(湯圓専門店)
・龍抄手(ワンタンの老舗)
・夫妻肺片(夫妻肺片発祥の店)
・盤飧市(鹵菜の老舗)
・耗子洞鴨店(四川ダック発祥)
・鐘水餃(鐘水餃発祥の店)
・帶江草堂(名物大蒜鰱魚)
・粤香村(イスラム四川料理)

この中で日本に唯一展開しているのが「陳麻婆豆腐」

 

日本では東京、横浜、名古屋、大阪と既に9店舗に展開しています。

現在四川省には5店舗ですので、この時点ですでに四川省の陳麻婆豆腐の数より多いんです。

陳麻婆豆腐は日本で開業して20年。

当初は麻婆豆腐の黒船のごとく、そのままの味で四川省からきて勝負をし、日本人の四川料理リテラシーは一気にあがりました。

では、次の展開は何か?

ご存じの通り、四川省にはまだまだ沢山の料理があります。

日本に浸透している四川料理はほんの一部。

例えば、まだ日本には伝わっていない老舗の四川料理が食べられるようになること。

ぼくが四川料理の専門家として、このプロジェクトを通してしたいのは、老舗【老字号】の復活。

眠っているレシピやノウハウ、伝わっていない価値を伝える手伝いをします。

まずは陳麻婆豆腐を通してそれを行います。

本業のデザインを使い、陳麻婆豆腐のWEB回りを刷新。

メニューの発掘や食べたい料理、ブラッシュアップしたい料理などこれから手をつけていきます!!

 

個人的に一番したいのは、老舗看板メニューを完全再現して陳麻婆豆腐で食べられるようになること。

それができたら、本当に最強です!

コロナウィルスが収まったら、また現地食べ歩きツアーで老舗の看板料理の伝承者たちが作る宴も開催したいと思っています。

このような感じで、コロナウィルス前に企画していたプロジェクトをこれから再開します!

今回は麻婆豆腐を愛するバボさんこと 中島 敦 (中島敦) さんとタッグを組み、新しい情報発信の仕組みを作ります。

楽しみにしていてください!