初めて四川省に行ったときに、レストランで紹興酒ありますか?と店員さんに聞いたら「は!?何それ?」とまったく通じなかったんです。
後々、どうやら紹興酒(黄酒)は沿岸沿いの地域を中心に飲むということを知りました。
四川で飲む酒といえば、水のように薄い雪花ビールと、世界最大の売上を誇る蒸留酒の白酒(ばいじゅう)。
四川の水質は白酒作りに適していて宜賓の五粮液,瀘州の老窖(國窖),成都の水井坊(全興大曲)、綿竹の剣南春など銘酒がそろっています。
貴州の茅台も川南エリアのすぐ横なので、あのあたりは本当に熱い白酒エリア。
白酒の原料は穀物で、主にコーリャンを使います。
ちなみ白酒を作った時に出る大量のコーリャンの粕は豚の餌になります。
その豚を人間がまた食べるという、これは明の時代から続いている白酒エコシステムです。
有名な五粮液グループは、ぼくらの想像を軽く三回ぐらい超えるぐらいの大きさの企業になっているし、瀘州老窖も全豪オープンのテニスでと大きく広告いれるほどの企業です。
もうスケールがとてつもない白酒なんですが、日本では全然認知されていないというのが実情です。
むしろ、中国出張時に乾杯!乾杯!と飲まされて悪夢しかありません。
白酒の新しいイメージをつくる
白酒と四川の食文化をこよなく愛するぼくですが、この白酒プロジェクトのメディアを今、作っています。
メディアのテーマは【白酒が好きになり、飲む仲間が見つかる】。
サイト名は『乾杯白酒!』。
白酒のおもしろい知識と飲める店、飲み方、白酒ブランドを整理して、わかりやすくデザインしていきます。
11月末を目途にオープン予定です。
ちなみにこちらの画像は『乾杯白酒!』のラフ絵。
いい感じで白酒の世界観を作っていきます!!
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