アジア美食文化連盟戦略という中国政府のイベントがあり、辣椒連盟、スローフード協会、一路一帯東南アジア支部、四川旅遊学院などと一緒に、麻辣連盟の代表として僕も調印式に参加してきました。
お互いいろいろと協力して、中国料理を盛り上げていこうという意味合いがあるようです。
今回、アメリカ、フィリピン、マレーシアなど現地で飲食店を展開している華僑たちといろいろと話す機会があり、みな本当にたくましいなと思いました。
フィリピンで広東料理をやっている元香港人女性オーナーはフィリピン在住40年。
フィリピンは広東と福建料理が多く、しっかりとフィリピン人の胃袋をおさえて、それから貿易など手広く展開しています。
中国人のネットワークは本当にすごいです!
四川、杭州、深圳の有名シェフたちが作ってくれた料理も俊逸でした。
麻婆豆腐の進化系で、牛の脊髄を入れて唐辛子の千切りを炙った麻婆豆腐食べましたが、本当に美味しかったです!
こういう政府主催のイベントに参加するのは初めてですが、その中で素敵な出会いがありました!
元イタリア領事館の外交官だったルカ氏は、辣椒と中国の可能性を感じ、領事館を辞めて重慶で起業する道に。
そして、作ったのが辣椒連盟です。
ロンドン、イタリアを中心に辣椒を使う企業を集めて、中国で辣椒節を開くなど独自の展開をしています。
ルカ自身は重慶で重慶小面チェーンを展開し、火鍋屋もオープンとがっつり中国飲食に関わるビジネスマンです。
主催が意図したのか隣のテーブルになり、意気投合しました。
そして、辣椒連盟と麻辣連盟は同盟を結ぶことに!
来年の四川フェスにもきたいという話になりました。
そして、昨夜同じテーブルで食べていた韓国人シェフと、インドネシア人シェフが慢食(スローフード協会)から派遣されたとわかり、スローフード協会の成都支部とも仲良くなり、みんなで合作しようという楽しい流れになりました。
スローフード協会は170か国に支部があり、このリソースを使い、ツアーしたり、おもしろいことしよう!と盛り上がりました。
世界を舞台におもしろく、おいしいことをするということをやりたいと思っているので、この新しい出会いと展開に感謝です!
政府のイベントも終わったので、これからツアーの下見で崇州あたりに行き、田舎料理を探りに行ってきます!!